みんさん、こんにちは。
アラサーキャリア開発の専門家、
元気応援団の内村広樹です。
みなさんは「幸福学」というものを
ご存知でしょうか?
「幸せのメカニズムを研究する学問」のことで、
昨今、企業経営においても活用されています。
経営において一番大切なことは
・儲けることなのかことなのか?
・働く人の幸せなのか?
といった文脈で語られることが多く、
慶應義塾大学の前野隆司教授が第一人者
として有名。
私は幸福学の専門家ではないので、
詳しい説明はここでは省きますが
前野教授によると、
人によって思い描く幸せは違っても
そこへ至るプロセスは共通する
つまり
幸せなるための単純なメカニズムが
存在するとのこと。
2011年に日本人1500人に対象に
とある調査をしたところ、幸せに
なるカギはたった4つの因子に集約
されるということを発見、これを
幸せの4つの因子
と呼んでいます。
【キャリアデザイン×幸せの4つの因子】
私は、この「幸せの4つの因子」が
キャリアデザイン(とりわけ30代)において
とても重要だと考え、度々キャリア研修に
おいてご紹介させていただいています。
なお、幸せの4つの因子とは
①やってみよう!因子
→自己実現と成長
②ありがとう!因子
→つながりと感謝
③なんとかなる!因子
→前向きと楽観
④ありのままに!因子
→独立と自分らしさ
もちろん、人によってすべてを満た
している人もいれば、そうでない人も
いると思いますが、
キャリアと紐づけて考えるならば、
まずは日々の日常を振り返りつつ
①~④について考えてみること。
というのも、いくら目指している未来が
素晴らしいものであっても、現状に満足
できていなければ、そこにたどり着く
ことは難しくなるもの。
②のありがとう!因子
を例にとるならば
日々、目の前の人から得ている恩恵を
「当たり前」と考えるのか
「ありがとう」と考えるのかで
自己受容の面でも、対人コミュニケーション
の面でもその差は明らか。
「ありがとう」は漢字で書くと
有難う(=有ることが難しい)
ですもんね!
一度、立ち止まって
「幸せの4つの因子」を軸に
自分自身の「現在地」を把握する
その上で、
満たされていない因子については
満たすような働きかけを
「他力本願ではなく自分主導で行う」
そのことで徐々に幸福度が増し、
キャリアが好転するのではないでしょうか。
よかったら参考にして下さい。
今日もありがとうございました!