みんさん、こんにちは。
アラサーキャリア開発の専門家、
元気応援団の内村広樹です。
30歳前後のビジネスパーソンといえば
・結婚して子どもがいる
・結婚はしているが子どもはいない
・結婚を考えているパートナーがいる
・付き合っている人がいる
・将来のパートナーがほしいと思っている
中には、結婚や誰かとのお付き合いを
望んでいない人もいると思いますが、
そうした方も含めて
パートナーシップ
について考える機会が増えるのでは
ないでしょうか。
人生100年時代の生き方や働き方を
描きベストセラーとなった
「LIFE SHIFT」の続編
「LIFE SHIFT2」
~100年時代の行動戦略~
という本の中に、
とある3つのパートナーシップが
書かれていたのでご紹介します。
①キャリア+ジョブ
→片方が本格的にキャリアを追求し、
もう片方が生計の手段として職に就く
②キャリア+ケアラー
→片方がキャリアを追求し、
もう片方が家族のケアに専念する
③キャリア+キャリア
→両方がキャリアを追求する
みなさんはどのようなパートナーシップを
望んでいるでしょうか?
ご存知の通り、①と②はこれまでの
日本の家族で一般的であった、男性が働き、
女性がパート勤務や専業主婦として家族を
支える形。
対して、③はこれからの社会において
スタンダートになりつつある共働き
といったところでしょうか。
どちらがいい悪いではなく、ご自身の
キャリアに関心を持って、このコラムを
読んでいる方の中には③を理想としている
方が多いような気がしています。
ところが・・・・
この「キャリア+キャリア」という
パートナーシップは私の経験を含め
「お互いが妥協なきキャリアを築く」
ことはかなり難易度が高いと思います。
しかし、無理ではなく、それが叶った時の
充実感や幸福感は何事にも代えられない
ものになると言えそうです。
では、どうしたらそうしたパートナーシップが
築けるか?
「LIFE SHIFT2」の中でも
自分たちができうる生き方や
理想について対話することが必要
と書かれていますが私も全く
その通りだと思います。
ちなみに、我が家の例で言うと
私も妻も個人事業主ということで
「キャリア+キャリア」の人生設計
をしていますが、これまでは
「ゆっくり対話すること」が少ない
夫婦でした。
3人の子育てやお互いの仕事や予定
を優先させていたということもありますが、
そもそも私自身が対話の重要性に
気付いていなかったのです。
だからこそ、昨年から意識的に
「月一回、二人で対話する時間」を
作り、お互いの仕事のことやキャリア
について語り合っています。
■自分たちの望み(ロマン)と
■事業の売上や家計(そろばん)について
話すので
ロマンそろばんミーティング
と名付けています(笑)
そうすると、お互いの理解が深まるだけでなく、
尊敬の念も高まっています。
意見を一致させる場でもなければ歩み寄る場
でもないので議論をしているわけではなく
ただただ、対話して共有する場。
案外、そんな場を設けることで、
将来起こりうるかもしれない重要な
意思決定の場においてもお互いの立場を
尊重しながらスムーズに事が運んだり
するかもしれません。
まずは、月一回、1~2時間程度、
気軽にランチでもしながら
パートナーといつもよりちょっと
「深イイ話」をしてみてはいかがでしょうか。
ではでは。