Loading

人材育成コラム

ビジネスキャリアは「マラソン型」から「トライアスロン型」へ

みんさん、こんにちは。
アラサーキャリア開発の専門家、
元気応援団の内村広樹です。

・VUCAの時代とコロナ禍
・終身雇用や年功序列の崩壊など
による会社組織の構造変化
・人生100年時代の到来

ビジネスを取り巻く様々な環境変化の中で、
キャリアデザインにおいても大きな変革期を
迎えているのではないでしょうか?

今日はそんなお話


【これまでは「マラソン型」のキャリア】

団塊の世代、バブル期、氷河期世代、
ゆとり世代問わず

第二次大戦後、日本における
キャリアデザインの一般的な考え方は

マラソン型のキャリア

であったと私は考えています。

「入社というスタート」から
「定年というゴール」に向けて
一本道を走りぬくイメージ。

途中、給水ポイントなどはあるものの
決まったコースをいかに早く走るかで
勝負が決まる。

仕事に例えるなら

「あいつは出世頭だ!」

「あのスキルや資格を持つ彼はすごい!」

そんな考え方が主流だったと言えます。


【これからは「トライアスロン型」のキャリア】

ところが、コラムの冒頭に挙げた様々な
環境変化により、これからは「マラソン型」ではなく

「トライアスロン型」

のキャリアデザインが求められて
くるような気が私はしています。

「スイム」→「バイク」→「ラン」

様々なステージがあり、それぞれ求められる
スキルや戦い方も違う中で、

「変化を受け入れつつ、より長い距離を
動き続ける」

これが私を含め、これからのビジネスパーソン
が直面する現実ではないでしょうか?

マラソン型は、ある会社に入り
ジョブローテーションなどは存在するものの、
その会社の社員という立場で定年という
ゴールテープを切るイメージ

一方、トライアスロン型は、

「20代男性」というモデルで考えても

<パターンA>

スイム=会社員としてビジネスをスタート

バイク=その後、全く違う業界に転職

ラン=最終的には起業し、ビジネスキャリアの
残り半分が経営者として歩む

<パターンB>

スイム=ベンチャー企業に新卒で入社し
まずはガッツリに働く

バイク=結婚した翌年、第一子が誕生。
育休を取得し、その期間に改めて
「自分自身のやりたいことや仕事
との向き合い方」を考えるラ

ラン=ワークライフバランスの整った会社に
転職し、家族優先のビジネスキャリアを歩む

パターンC、パターンDなど・・・・
選択肢を上げればキリがありません。


【トライアスロン型キャリアに必要なもの】

選択肢がたくさんある、いつからでも
やりなおしも効くし、チャレンジも可能。

一見すると良いとこだらけのように思えますが

「選択肢が多い=自分で決めなければならない」

ということでもあり、
ある意味大変な時代であるとも言えます。

そんな環境下において、必要なものは何か?
と言えば私は

「変化を受け入れるしなやかさ」

だと思います。

意図的に小さな環境変化を創ってみたり、
試行錯誤を楽しんでみたり、そんな思考や
習慣がこれからのビジネスパーソンには必要。

それが私の仮説。

ということで、私自身も即実践。

無類の酒好きということで毎晩、
「アサヒスーパードライ」を飲んで
いましたが昨日は、普段ほとんど飲まない
「エビスビール」を選んで飲んでみました(笑)

これが想像以上に美味しく大満足!

笑い話のようですが、
どんなことでもいいので日々の行動を
ちょっと変えてみることで新たな発見が
あったりするもの。

年齢を重ねるほど、変化が恐くなる
ものでもあるので、このコラムを読んで
くれている30歳前後のビジネスパーソンの方、

身の回りの「ほんのちょっと」を変えてみる

一緒に実践しませんか?

ではでは

Facebookページ

PAGE TOP