みんさん、こんにちは。
アラサーキャリア開発の専門家、
元気応援団の内村広樹です。
私は普段、ビジネスパーソン向けの
キャリア研修やメンタルタフネス研修を
行っていますが、その中で必ずと言って
いいほど取り入れているテーマが
幸せ
について。
幸せになりたいですか?
という質問については、ほとんどの人が
YES
と答えるはず。
一方、
あなたにとって幸せとは何ですか?
どんな状態だと幸せと言えますか?
といった質問には即答できない方が多い
のでしょうか!?
“幸せ”については、古来より多くの哲学者
が持論を述べ、最近ではデータサイエンスの
見地からその正体が徐々に見えてきました。
そんな中、面白い本を発見!
「アウトプット大全」など書いたベストセラー
作家であり、精神科医でもある樺沢紫苑氏が書いた
「精神科医が見つけた3つの幸福」
(飛鳥新社/2021年3月)
本書によると、
人が幸せを感じる時には、100種類以上の
脳内物質が出ており、中でも
①ドーパミン
②オキシトシン
③セロトニン
この3つが主たるものであるとのこと。
ちなみに、
①ドーパミンは「成功やお金」
②オキシトシンは「つながりや愛」
③セロトニンは「心と身体の健康」
が満たされたときに出る脳内物質。
大切なのはここから
上記の3つには優先順位があり、
その順番とは
(最重要)セロトニン(心と身体の健康)
(その次)オキシトシン(つながりや愛)
(さらにその次)ドーパミン(成功やお金)
なんと私たちが幸せの決定要因だと思いがちな
「成功やお金」は優先順位が低い・・・
更に、この優先順位を間違えると不幸になる
そうです。
「成功」を「健康」より重視してはいけない・・・
「成功」を「つながり」より重視してはいけない・・・
ともすれば「きれいごとでしょ!」と思いがちな
ことでも脳科学の見地から語ることで説得力が
増しますね!
次回のコラムでは、脳科学をベースにした幸せに
なるための具体的な手法についてお話します。
本日もありがとうございました!