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人材育成コラム

30代こそ「守破離」を思い出そう!

みんさん、こんにちは。
アラサーキャリア開発の専門家、
元気応援団の内村広樹です。

いよいよ令和4年度に入りました。
今年度もよろしくお願いします!

私は普段、30代のキャリア開発を
専門にしていますが、4月は毎年、
新入社員研修登壇の日々。

仕事の進め方、ビジネスマナー、
コミュニケーション、文書作成など

フレッシュマンのみなさんが
「新しい一歩」を踏み出すための
お手伝いをさせていただいています。

新入社員研修の際に必ずと言って
いいほどお伝えしているのが

「守破離」の大切さ

ご存知の方も多いと思いますが、

「守破離」とは、もともと日本の茶道、
武道、芸能などにおける師弟関係・修行の
段階の在り方のひとつであり、

成長のステップを「守」「破」「離」の
3つに分けて表しているもの

①守(ファーストステップ)
→師匠に言われたことや基本の型を守る

②破(セカンドステップ)
→自分の工夫を加えながら、既存の型を破る

③離(ファイナルステップ)
→自分のオリジナルを確立し、型から離れる

ビジネスにおいても、まずは基本の型や
上司・先輩から教わったことをしっかり
実践しましょう!という文脈でよく
使われています。

さて、アラサー世代といえば社会人になり
5~10年ほど経った頃。

自分なりの仕事の進め方やコミュニケー
ションの取り方があり、また裁量も増え、
多くの方が「破」や「離」の状態ではない
でしょうか?

だからこそ、おススメしたいのが、
この時期に改めて一度立ち止まって
「守破離」の「守」を思い出してみること。

かくいう私も、新入研修の準備をして
いる中で、改めてビジネスに基本に立ち返る
ことで、新たな学びを得る機会が多く、
とても価値を感じています。

また、今後(もしくは今現在)部下・後輩を
指導をするにあたっては、やはり「守」を
教える必要が出てきます。

ちなみに、自己流を確立している人を

「型破りな人」

とよく表現されますが

これは「守破離」のステップをしっかり
積んだ結果、「離」の境地に達した人の
こと。一見自分のやり方でやっているように
見えて、基本のキをしっかりマスターした
人のことを指します。

最初から基本の型や周りのアドバイスを
無視して自分のこだわりだけでやっている人は

「型なし」

と言いいます。

自分の成長にとっても、人材育成の観点
からも大切な「守破離」

新年度は始まった今だからこそ、
思い出してみてはいかがでしょうか?

本日もありがとうございました!

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