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人材育成コラム

3つの「きく」とは?

先月行われた自民党総裁選挙を経て
第100代の総理大臣に就任した岸田文雄氏。

総裁選の演説にて

「特技は人の話をよく聞くことだ」

と言っていたことを記憶にある方も
多いのではないでしょうか。

私も日頃、研修(特にマネジメント研修)を
行う際に、この「聞く」について扱いことが
よくあります。

その際には、大体こんな感じでお伝えします。

「きく」には3種類あります!

1つ目は、「聞く」

岸田総理の言葉もこの漢字が使われて
いましたが、意味合いとしては

相手が言おうとしていることを
正確に把握すること

2つ目は、「聴く」

この漢字をよく見ると、
「目」と「耳」と「心」という字
が入っています。

「体全体で聴く」、「相手に共感する」
といった意味合いが含まれます

そして、3つ目は「訊く」

訊ねるという意味合い。
平たく言うと「質問する」

「命令」を「質問」に変える
ことで相手の自主性や自発性を
促すことに繋がります

といった内容。

個人的には、
「聞く」ことができても
「聴い」たり「訊い」たりすることが
苦手な人が多い印象を持っており

かくいう私自身も完璧かと言えば
全くそんなことはなく日々、
反省の連続(笑)

それだけ、「聴く」や「訊く」は
難易度が高いと思っています。

余談ですが、私は「聴く練習」として
子どもと同じ目線(=自分がしゃがむ)
で話を聴くことを習慣にしています。

「心から理解する」ことはできなくても
「型からやってみる」ことは容易に可能。

同じ目線で話をすることで、子どもは
聴いてくれていると思ってくれるのでは
感じることがよくあります。

この「同じ目線」を日々のビジネス現場に
置き換えると

・PC画面に見ながら部下の話を聴かない

・相槌、頷き、笑顔を心掛ける

などを習慣化することで
「聴く」ことがだんだん得意に
なってくるのではないでしょうか。

よかったら参考にしてみて下さいね。

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