今日(8/9)は
『世界コワーキングDAY』
2005年のこの日にサンフランシスコの
一室に世界ではじめてコーワーキング
スペースが誕生したそうです。
私も普段、研修登壇がない日は移住先である
長野県佐久市にある「ワークテラス佐久」
というコーワーキングスペースで仕事を
しています。
コワーキングスペースやシャアオフィス、
そして昨年のコロナショックにより
リモートワークなど、ここ数年で
『働く場所』
は一気に多様化しました。
併せて、働き方改革、ダイバーシティなどの
影響により、人々の
『働き方』
も大きく変化。
これらは歓迎すべきことだと思います。
しかしながら、本当の意味で、働く人の
幸せに直結するのは『働き方』や『働く場所』
ではなく
『働く価値観』
なのではないかと私は思っています。
正確には、
『働き方』×『働く場所』×『働く価値観』
の3つが大事だけど、特にフォーカスすべきは
目に見えにくい『働く価値観』であるということ。
平たく言うと、
何のために働くか?
を自分自身でしっかり認識し、
周りもそれを知っていて尊重できる
そんな状態が望ましいのではないかと
考えています。
専門的な話をすれば
「内発的動機付け」と「外発的動機付け」を
しっかり分けて自分の仕事観を探る
など論じればきりがありませんが
大切なのは
「私が働く上で大切に
しているのは●●である」
としっかり言語化できるということ。
「働く=お金を稼ぐこと」
それだけと決めつけずに
■仕事においては成長実感が何より大切
■一人でコツコツより
仲間と働くことが好き
■プライベートが充実してこそ
仕事のパフォーマンスが上がる
など、自分自身の価値観を明確にすることで
「働きやすさ」ではなく「働きがい」を向上する
ことができるのではないでしょうか。
昨今言われている、「ワークライフバランス」
ではなく、「ワークアズライフ」
正社員であれ、パートであれ、個人事業主にあれ
経営者であれ、働くすべての人にとって
「仕事は人生」は切っても切り離せないもの。
働く時間が長い短い・・・・
責任の重いかそうではないか・・・・
これらは全く関係がないとは言わないまでも
「どうせ働くなら幸せに働きたい」という
ことは万国共通。
だからこそ、『働く価値観』を明確にして、
「自分自身がそれを叶えられる環境」を主体的に
創っていく。
それが大切なのはないかと思います。
世界コワーキングDAYの記念日に
「働き方」は「働く場所」はもちろん
「働く価値観」もますます多様化することを
願っています。